留袖の仕立て・お直し専門。東京と大阪に店舗 大阪神戸は無料集配

黒留袖の仕立て直し・染め直し

丸洗い・染み抜き・洗い張り・仕立て・染め替え・金彩加工

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◆ 留袖のお直し相談 当店の特徴

  1. お手入れ相談は国家資格のクリーニング師が対応、仕立ては一級和裁士、染み抜きは染色補正一級技能士が在籍する専門店です。
  2. 裄直しや身丈直し等の部分直しをはじめ、30年前の染み抜きも対応可能です。
  3. 見積りの際はご予算に応じて最良のプランから必要最低限のプランをご案内します。
  4. 退色した留袖の染め直しも可能です。
  5. 当店は着物お手入れや修復専門店で着物など物販のセールスはありません。


お母さまの留袖を譲り受けた際のお悩みやよくあるご相談をまとめたページですので参考ください。

◆ 黒留袖のよくあるご相談

  • 裄直し(裄を長くしたい・もしくは短くしたい)
  • 黒色が変色しているので黒くしたい
  • 柄の金箔が劣化しているので修復したい
  • 身丈直し(身丈を長くしたい・短くしたい)
  • 染み抜き(30年前の変色したシミの染み抜きをしたい)
  • 胴裏交換(裏地が茶色くなっているので新しい生地に交換したい)

◆ 黒留袖のお直し料金表

◆ 黒留袖の染め替え料金目安

  • 黒留袖(比翼付き):165,000円・・・着物を解く→端縫い→洗い張り→ノリ伏せ→黒引き染め→蒸し水洗い→ノリ落とし→染め補正→湯のし→紋洗い→上絵→仕上げ→仕立て

◆ 店舗情報

◆ 大阪南森町店

  • 〒530-0047 大阪市北区西天満5-1-9 大和地所南森町ビル1F
  • 営業時間:10時~17時
  • 店休日:日曜日・祝日
  • 電話番号:06-6467-4768
  • メール:info@remake-kimono.net
  • 地下鉄南森町駅・JR大阪天満宮駅:徒歩3分 

※ 南森町駅の1番出口を左に出て約3分です。

大阪南森町店
大阪南森町店

◆ 東京本郷店

  • 〒113-0033 東京都文京区本郷2-25-6 ニューライトビル1階
  • 営業時間:10時~17時
  • 店休日:不定休
  • 東京メトロ丸の内線 本郷三丁目駅(徒歩2分)、JR総武線 お茶の水駅(徒歩7分)、JR総武線 水道橋駅(徒歩7分)

※ 本郷三丁目(丸の内線)の1番出口を左に出て2分程歩いたところにあります。向かいにコインランドリー(ピエロ)があります。

  • 電話番号:0120-659-007
東京本郷店
東京本郷店

よくあるご相談

お母さまの留袖を利用する際によくあるご相談をまとめましたので参考ください。

◆ 身長差が10㎝くらいあるですが、お直し可能でしょうか?

  • 裄に関しては反物幅は一般的に36㎝程度でそれの2枚分の72㎝、縫い代を考えると裄は約70㎝(1尺8寸5分)がいっぱいになることがあります。身長にあたる身丈は内揚げに生地が残っていればお直しすることができることが多いです。寸法が希望通り出るかは、着物を拝見させていただいた時点である程度判断できます。また無料の集配サービスですと、その場で採寸やどの程度のお直しが出来るかの判断が可能です。身長差が10㎝くらいあっても出来ることがありますので、あきらめずにご相談ください。

◆ 古いシミがたくさんあるのですが費用面が心配です。

  • 当店では最良のプランから必要最低限のプランまで3~4パターンのご案内をさせていただきます。シミがたくさんある場合は、染み抜きだけでなく黒く染め直したり、仕立て直しなど様々な方法で解決できることがあります。

◆ 全体に黒が退色しているので染め直して仕立て直してほしいですがいくらくらいかかりますか?

  • 黒留袖を染め直すという工程には多くの職人が携わります。簡単に流れを説明しますと、着物を解く→端縫い→洗い張り→ノリ伏せ→黒引き染め→蒸し水洗い→ノリ落とし→染め補正→湯のし→紋洗い→上絵→仕上げ→仕立てという流れで165,000円です。それぞれに職人がいますので10人くらいの職人の手で完成します。 染み抜きが必要な場合や紋を入れ直したりする場合は別途加算される場合があります(納期の目安は3~4ヶ月程度)

◆ 部分的に黒が退色していますが染色できますか?

  • やけている部分や変色している部分をなるべく目立たないように黒に染色することは可能ですのでお気軽にご相談ください。

◆ 自分の留袖を娘のサイズに直したいのですが、いくらかかりますか?

  • 留袖を仕立て直す場合、着物の解き ⇒ 端縫い(繋ぎ合わせて) ⇒ 洗い張り(表地+胴裏+八掛け)⇒ 仕立ての流れになります。例えば、当店の料金設定の場合、留袖の洗い張りから仕立て直しする場合は、解き代+表地・胴裏・八掛けの端縫い洗い張り(16,500円)+仕立て(52,800円)=69,300円になりますが、お得な洗い張り仕立て直しセットの場合、66,000円で作業が可能です。

※ 納期は、2~3か月の余裕をもってご相談ください。

黒留袖のお直し事例

◆ 大阪市のお客様

黒留袖を久ぶりにだしてみると金箔部分が変色しておりご相談いただきました。もともと金彩部分は摺はがしという加工がされており、それほど派手な物ではありませんでした。

ただ変色が全体にあったことと変色がすごく濃いかったためこのままでは着用できないので復元する方法で金彩加工を行いました。

ベースに市松模様があり、その柄を残す感じで修復をさせていただきました。見た目は綺麗に分からなくなりました。

写真では光の加減で白く見えますが、実際はそれほど変化はありません。

上段は作業前
上段は作業前

◆ 東京都のお客様

20年ぶりくらいに黒留袖を出すと右胸付近に横縞の色ムラが出来ていたとのことです。詳しい原因は分かりませんが、この状態では着用できないため何とか目立たなくしてほしいとのご相談でした。

誂えてから30年ほど経っているため全体的に退色しているため、右胸付近のみ染色すると着用した際に右と左で黒の色が全く異なるため全体を染色する必要があります。

通常は解いて洗い張りから染め直して仕立て直しになるのですが、今回は着物の状態のまま染色させて頂きました。


◆ 尼崎市のお客様

お母さまの黒留袖を譲り受けたのでそれを着用して結婚式に出たいが30年ほど前の着物で着用もそれなにししていたため袖口の汚れや胴裏の変色が気になるとのことでした。

お母さまとの体型も違うため洗い張りから仕立て直しもご希望でしたので仕立ての際に胴裏を新しいものに交換し、袖口も新しい生地に交換させていただきました。

染み抜きするよりも新しい生地に交換するほうが綺麗になることや料金的にも安価にすむことがあります。

当店は染み抜きも仕立ても出来ますので最良のご案内をさせていただきます。

左側が作業前
左側が作業前

◆ 大阪市のお客様(留袖の染め直し)

お子様の結婚式にご着用される予定の黒留袖ですが誂えてから20年以上たち全体に退色と後身頃(背中部分)に茶色く変色してきていました。また誂えた時よりも身幅が大きくなったとのことで身幅直しが必要でした。

今回だけですとそのままご着用も考えていましたが、お子様の結婚の予定があり、あと2回くらいは着用される可能性があるとのことでこの機会に仕立て直しと染め直しされました。

左側が作業前
左側が作業前
左側が作業前
左側が作業前

◆ 神戸市のお客様

黒留袖のカビ取りのご相談でした。

10年以上タンスにしまいっぱなしで、黒留袖の全体に白いカビがポツポツと出てきていました。この状態ですとカビ取り丸洗いで結構きれいに落ちます。

また柄部分も茶色く変色した部分があり、部分的に染み抜きもさせていただきました。

柄部分は最新の注意を払いながらの作業になりますが綺麗に染み抜きできました。


左側が作業前
左側が作業前

◆ 大阪市のお客様

20代の嫁入り道具で誂えた黒留袖ですが、そこから20年以上たち自分の体型が変わったためお直し相談です。

当時はヒップサイズが93㎝くらいでしたが現在は100cmくらいになっており窮屈な感じでした。

写真の上段が作業までですが脇縫いの部分の柄が下段の写真と違うことがわかると思います。

下段が作業後ですが脇の部分から前身頃と後身頃の布を出し身幅の寸法を調整させていただきました。

上段が作業前
上段が作業前

◆ 大阪市のお客様


黒留袖ご着用後のお手入れ相談でした。ご着用されると衿にファンデーションや汗などが付くことがあります。

また比翼付きのため汗もかくことが多く後々の汗ジミも気になるため汗抜きなどご着用後のお手入れが重要になります。

今回は右胸付近に少しスレ(毛羽立ち)が出来ていたため染色して目立たようにさせていただきました。

【お客様の声】

シミは綺麗に除去されており、又、配達時、台紙を挟んだ上、箱にも入れと丁寧に扱ってもらえたのが嬉しかった。ありがとうございます。 


◆ 大阪市のお客様

お母さまの黒留袖を譲り受けたのですが裾の柄部分が劣化していました。金箔が全体的に劣化していたことや茶色い変色が多数でておりシミとして目立っている状況でした。

シミの数は30箇所ほどあり、一箇所ずつ染み抜き後に染色の技術と金や銀を軽く振ることで蘇りました。

上段が作業前
上段が作業前

黒留袖 修復事例(クリックで拡大)

黒留袖の特殊な相談


◆ 地色(黒)の退色(変色)

留袖などに使われる染料は、三度黒と呼ばれる植物染料由来のものと化学染料があります。

三度黒の技法を用いた着物で友禅柄のあるものは2種類の染料を併用するため経年変化の程度に差が生じ境界線でぼやけた変色が発生してきます。

また20年や30年と経つと自然と全体が退色してきます。真っ黒から徐々にグレーっぽくなり茶系に変わっていくのが一般的です。


黒留袖や喪服など色の濃い着物ですとよくある相談です。絹は湿気た状態で摩擦が起こるとスレと言う現象がおきます。いわゆる毛羽立ちですが、見る角度を変えると白く毛羽立ちが目立ちます。

汗の湿気と帯などの擦れで脇や背中の帯下によくできます。染色すれば目立たない程度にできますが、同じ環境で着用するとまたなりますので、そのあたりはお客様と相談します。

スレ直しは行わずに将来の変色をなるべく防ぐために汗抜き洗いをさせていただくことが多いです。

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